(2)開発段階の診断指導
1 開発方式の妥当性 2 開発ツールの妥当性 3 開発体制の妥当性 4 開発見積りコストの妥当性 5 設計書、仕様書類の妥当性 6 進捗管理の妥当性 7 品質管理の妥当性 8 外注管理の妥当性 |
情報化チェックリスト「開発段階」
1.開発検討 | 2.開発目標 | 3.開発体制 | 4.開発方法 |
5.要員管理 | 6.外注管理 | 7.進捗管理 | 8.品質管理 |
9.費用管理 | 10.変更管理 | 11.機密管理 | 12.受入れと完了 |
1.開発検討
着 眼 点 戻 る | |
1 | 開発の背景、狙い、目的の妥当性を検討、確認したか |
2 | 経営戦略、情報戦略との整合性を検討、確認したか |
3 | ユーザーニーズの妥当性を検討し、確認したか |
4 | システム完成後の業務システムを検討、確認したか |
5 | システム化の内容、範囲を検討、確認したか |
6 | システム化を検討、確認したか |
7 | システム要求定義仕様の妥当性を検討、確認したか |
8 | 品質に対する要件の妥当性を検討、確認したか |
9 | セキュリティ要件の妥当性を検討、確認したか |
10 | 移行・運用・保守要件の妥当性を検討、確認したか |
11 | システム化の前提条件、制約条件を検討、確認したか |
12 | 開発環境を検討、確認したか |
13 | 開発スケジュールの妥当性を検討、確認したか |
14 | 工数見積、予算の妥当性を検討、確認したか |
2.開発目標
着 眼 点 戻 る | |
1 | プロジェクトの目的・目標対象範囲、期間は明確になっているか。またそれは適切 か |
2 | プロジェクトの運営方法(管理項目、管理方針・基準)は明確になっているか。 またそれは適切か |
3.開発体制
着 眼 点 戻 る | |
1 | システム開発推進体制は適切か |
2 | 開発委託先との窓口担当者は明確になっているか |
3 | 開発進行に伴う開発推進体制の見直しを適宜行っているか |
4.開発方法
着 眼 点 戻 る | |
1 | システム開発手法(ウォーターフォール、プロトタイピング、RAD等)は明確になっているか。 またそれは適切か |
2 | システム設計方法(プロセス中心/データ中心設計、オブジェクト志向設計等) は明確になっているか。またそれは適切か |
3 | ソフトウェア生産性向上策を講じているか |
4 | システム開発ツール(言語、CASEツール等)は適切か |
5 | 開発ツール(手順、手続き、規約等)は標準化、マニュアル化されているか。 またそれは適切か |
6 | 開発ルールは守られているか |
7 | 開発環境は整備されているか |
5.要員管理
着 眼 点 戻 る | |
1 | 要員の役割分担は明確になっているか。またそれは適切か |
2 | 要員の動機づけ、コミュニケーションは適切か |
3 | 要員への指導、育成、管理、フォローアップ、メンタルヘルスは適切か |
4 | 外注先との共同作業または部分委託の場合、要員の役割分担は適切か |
6.外注管理
着 眼 点 戻 る | |
1 | 委託する業務範囲は適切か |
2 | ソフトウェア外注の契約形態は適切か |
3 | 外注費予算は明確になっているか |
4 | 委託先への要求品質特性は明確になっているか |
5 | 委託先に提示する開発標準(ドキュメント基準、プログラム基準)は明確になって いるか |
6 | 管理基準(進捗、品質、生産性等)は明確になっているか。またそれは適切か |
7 | 機密保護の方法は明確になっているか。またそれは適切か |
8 | 著作権等の知的財産権の取扱は明確になっているか |
9 | RFP(提案依頼書)の記載内容は適切か |
10 | 委託先の提出してもらう提案書の記載項目は明確になっているか。またそれは適切 か |
11 | 複数の委託候補企業にRFPを提示し、提出された提案書を比較検討し委託先を決 定したか |
12 | 委託先の選定基準は明確になっているか。またそれは適切か |
13 | 発注仕様書の内容は適切か |
14 | 契約書の内容は適切か |
15 | 定期的にまたは必要に応じて随時、打ち合わせや進捗等の会議を開催しているか (契約書に明記してあるか) |
16 | 会議の議事録を必ずとっているか |
17 | 設計書、仕様書等のレビューを実施しているか |
18 | 検収方法、検収基準は明確になっているか |
19 | 費用支払い方法は明確になっているか |
20 | 委託先の評価を適切に行っているか |
7.進捗管理
着 眼 点 戻 る | |
1 | 大日程計画、中日程計画、小日程計画が立てられているか |
2 | 各日程計画は整合性がとれているか |
3 | 日程計画は妥当か |
4 | 進捗管理手法は適切か |
5 | 工程別進捗管理指標が明確になっているか。またそれは適切か |
6 | 要員の進捗報告義務を周知徹底しているか |
7 | 実績データを定期的に収集しているか |
8 | 進捗状況を的確に把握しているか |
9 | 予定・実績の差異を分析し、対策を講じているか |
8.品質管理
着 眼 点 戻 る | |
1 | 品質管理項目は明確になっているか。またそれは適切か |
2 | 品質目標値が設定されているか。またそれは適切か |
3 | 開発工程別の品質管理体制が確立しているか |
4 | 品質管理サイクルは適切か |
5 | 不良作り込みの防止策を開発工程別に講じているか |
6 | 品質評価技法は明確になっているか。またそれは適切か |
7 | 品質評価尺度・指標は明確になっているか。またそれは適切か |
8 | 目的、機能を満たしていない場合、対策を講じているか |
9 | 信頼性向上策を講じているか |
10 | 使用性、操作性向上策を講じているか |
11 | 性能向上策を講じているか |
12 | 保守性向上策を講じているか |
9.費用管理
着 眼 点 戻 る | |
1 | 開発予算は妥当か |
2 | 工数見積技法か適切か |
3 | 工数見積は妥当か |
4 | 外注予算、購入予算は妥当か |
5 | 外注先から提示された見積額は妥当か |
6 | 費用実績管理方法は適切か |
7 | 費用実績管理を適切に実施しているか |
8 | 予算・実績の対比を行っているか |
9 | 費用低減策を検討しているか。またそれを実施することは適切か |
10 | 予算超過の兆しを早期に見つけ、対策を講じているか |
11 | 予算超過した場合の原因究明、対策を講じているか |
12 | 開発完了時、結果評価を行い次期プロジェクトに反映させているか |
13 | プロジェクト原価管理の実施是非を検討しているか |
10.変更管理
着 眼 点 戻 る | |
1 | ドキュメント変更管理手続きは適切か |
2 | プログラム変更手続きは適切か |
3 | 変更手続きは守られているか |
4 | 変更管理のためのツールを活用しているか。またそれは適切か |
11.機密管理
着 眼 点 戻 る | |
1 | データ、プログラムへのアクセス管理は適切か |
2 | 文書管理体制は適切か |
3 | 外注先に対する機密管理は適切か |
4 | 内部管理は適切か |
12.受入れと完了
着 眼 点 戻 る | |
1 | 開発の各工程終了段階でのレビューを実施しているか |
2 | レビューまたはプロトタイプでの確認をエンドユーザーも参加して開発先と共同 で実施しているか |
3 | 設計書、仕様書、説明書等のドキュメント記載項目は適切か |
4 | 受入れテストの準備は適切に行われているか |
5 | 受入れテストのためのテストデータ、テスト項目は適切か |
6 | 成果物は開発目的を満たしているか |
7 | 成果物はシステム要件を満たしているか |
8 | プロジェクトの実績評価は適切に行われているか |
9 | プロジェクト完了報告書の記載内容は適切か |