3.4現地詳細調査分析評価

1.2 啓蒙・初期導入段階での情報システム導入のための指導のポイント

(1)啓蒙・初期導入段階での情報システム導入の目的
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本格導入のための基盤づくりと考える
@ コンピュータというものがどのような能力を持つものかを理解させる。
A コンピュータ・アレルギーを起こさないように注意し、まず慣れさせること
B システム企画、システム開発、運用段階のそれぞれにおいて、具体的に細か
 い指導をすることが望ましい
導入の主たる目的と情報化の対象となる業務
@ かなりの人手をかけて行っていた業務が、省力化できること
A 業務処理がより迅速にできること
B 業務処理がより正確になること
C 主たる情報化対象業務・・・給与計算、会計業務、請求書発行業務など
導入に先立って整備すべきこと
@ マスタなどの作成とメンテナンスが重要であることを理解させる
A 仕事の標準化とルール化が重要であることを理解させる

 

(2)初期導入段階での計画的なアプローチ
         着     眼     点            戻 る
計画的な導入を図ること
@ 例え初めての導入とはいえ、将来への計画的な導入を目指すこと。
 すなわち次のステップへスムースに進めることができるように配慮すること
A ハードウェアやソフトウェア(特にOSなど)などが標準化され、できる限り種々の資源
 が混在しないようにすること
B 単体での使用からできる限り業務の統合を図ることを考慮すること
C 導入にあたっては、できる限り最初からユーザの参画を図ること