財務分析の計算式

T 総資本対経常利益率(総合収益性分析) =経常利益/総資本*100
   →売上高対経常収益率(収益性分析) =経常利益/売上高*100
    →売上高総利益率 =売上総利益/売上高*100
    →一般管理費比率、販売費比率  
   →総資本回転率(活動性分析) =売上高/総資本
    →資産・負債項目回転率(期間) =売上高(仕入高)/資産・負債勘定
 ※回転期間=365日/回転率
  →大きいほど掛残が少ない
                         
U 趨勢、構造分析(成長性分析  
   →比較貸借対照表
   →比較損益計算書
   →比較製造原価報告書
 
 
V 安全性分析  
   →短期支払能力分析  
    流動比率 =流動資産/流動負債*100
     ※企業の支払能力(債務の返済能力)を見る。200%以上が望ましい。
     当座比率 =当座資産/流動負債*100
     手元流動性  
     受取勘定回転率 =売上高/受取手形+売掛金
     支払勘定回転率 =仕入高/支払手形+買掛金+裏書手形
   →長期支払能力分析  
    →総資本対自己資本比率 =自己資本/総資本*100
     ※将来返済義務を必要としない資本。60%以上が目標値。
     固定比率 =固定資産/自己資本*100
     固定長期適合率 =固定資産/(自己資本+長期借入金)*100
     固定資産回転率 =売上高/固定資産
     借入金依存率、借入比率  
     売上高対支払利息率 =(利子割引料−受取利息)/売上高*100
   →債務の償還能力  
     債務償還年数 =有利子負債/営業キャッシュ・フロー
     ※通常の営業活動で有利子負債を完済できる年数。5年以内が望ましい。
     インタレスト・カバレッジ・レシオ =営業キャッシュフロー/利子支払額
     ※1倍以下の場合、営業キャッシュ・フローで借入利息を支払えないことを意味し、3倍以上が理想。
                         
W 生産性分析  
   →従業員一人当り付加価値額
            (加工高)
加工高=純売上高−当期製品仕入原価−(直接材料費
    +買入部品費+外注費+間接材料費)
    →加工高比率(付加価値率) =加工高/生産高
     従業員一人当り生産高 =生産高/従業員数
    →労働装備 =設備資産/従業員数
    →有形固定資産回転率 =生産高/有形固定資産
                         
X 損益分岐点分析  
   1)変動費率 =変動費/売上高*100
   2)限界利益 =売上高−変動費
   3)限界利益率 =1−変動比率
   4)損益分岐点売上高 =固定費/限界利益率
=固定費/1−変動費率
   5)損益分岐点比率 =損益分岐点売上高/売上高
   6)安全余裕率 =1−損益分岐点比率           
 
Y 資金運用表分析  
   →固定資金
   →運転資金
   →財務資金(正味運転資金)
 
 
Z キャッシュ・フロー分析  
   →営業活動によるキャッシュ・フロー
   →投資活動によるキャッシュ・フロー
   →財務活動によるキャッシュ・フロー