| 背景その1:情報の非対称性 | 
    
        | ├@
        企業から提示される「決算書」が正しいかどうかを企業は知っているが、 │ 金融機関は知らない。⇒よって、正しい判断ができない。
 ├A
        中小企業は「会計監査」を受けていない分、「決算書」に対する信頼性が低下する。
 └B
        中には「決算書」が存在しないケースもある。
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        | 背景その2:担保不足 | 
    
        | └@
        情報の非対称性を解決するのが【担保】 十分な担保があれば、情報の非対称性は問題にならない。
 しかし、├そもそも不動産を持っている企業が少ない。
 └不動産を持っていても、すでに担保に供されているケースが多い。
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        | 背景3:信用割当 | 
    
        | @
        情報の非対称があり、 A
        しかも、担保で補うことができない場合、
 「信用割当」が発生する可能性がある。
 
 ※「信用割当」とは、企業が「金融機関が貸したいと思っている金利以上に高い金利」で借り
 ようと考えているにもかかわらず、十分に借りることができない状態をいう。
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        | 背景4:貸し手の規模の経済 | 
    
        | @
        貸し手にとって、融資に係る経費は一定程度ある。 A 大口融資ほど利益に直結しやすい。
 B なぜなら、
 ア)小規模企業ほど資金需要が小さい。
 イ)小規模企業ほど審査に手間がかかる。
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